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2025/07/26

名刺デザインが多すぎるときの解決策:名刺発注システムの導入で業務をスマートに

名刺デザインが多すぎるときの解決策:名刺発注システムの導入で業務をスマートに

名刺は、ビジネスにおける「顔」とも言える存在です。企業のブランドイメージを伝えるだけでなく、相手に印象を残す重要なツールでもあります。そんな名刺のデザイン業務が増えることは、業務負荷や品質管理の面で課題も生まれます。
特に、複数の部署や社員から同時に依頼が来るような企業案件では、情報の混乱、納期の圧迫、デザインの重複などが起こりやすくなります。こうした課題を解決するために注目されているのが、「名刺発注システム」の導入です。

【目次】
1. 情報の一元管理で混乱を防ぐ
2. テンプレートの活用でデザインの標準化と効率化
3. ワークフローの自動化でスピードアップと属人化防止
4. デザイナーの役割を「監修」へとシフト
5. 導入のハードルは意外と低い

おわりに


1. 情報の一元管理で混乱を防ぐ

名刺発注システムの最大のメリットは、情報の一元管理が可能になることです。従来のように、メールやチャットで個別に情報を受け取っていた場合、担当者ごとの表記揺れや記入漏れ、誤字脱字などが発生しやすく、修正に時間がかかることも少なくありません。
しかし、名刺発注システムを導入すれば、社員が自分の情報をフォームに入力するだけで、必要な項目が自動的に整理され、データベースに蓄積されます。部署名や肩書き、電話番号、メールアドレスなどの表記も統一され、ミスの防止につながります。 さらに、履歴管理機能があるシステムでは、過去の発注内容やデザイン履歴を簡単に参照できるため、再注文や修正依頼にも迅速に対応できます。

NAMEROOMは名刺データベースの一元管理に最適

NAMEROOMは誰がいつ何を発注したかを簡単に確認でき、校正ミスも防止。人事労務システムとの連携実績も豊富で、複数データの管理負担も軽減。名刺発注業務の効率化と情報管理の精度向上を実現します。

2. テンプレートの活用でデザインの標準化と効率化

名刺発注システムには、企業ごとのテンプレートを登録できる機能が備わっていることが多く、これを活用することでデザインの標準化が可能になります。例えば、企業ロゴの配置、ブランドカラーの使用、フォントの種類などをあらかじめ設定しておけば、社員が情報を入力するだけで、統一感のある名刺が自動生成されます。
これにより、デザイナーが毎回ゼロからレイアウトを考える必要がなくなり、作業時間を大幅に短縮できます。もちろん、部署や役職ごとにテンプレートを分けることもできるため、柔軟な対応が可能です。
テンプレートは「効率化」のためのツールであると同時に、「ブランド管理」の観点でも非常に有効です。企業のイメージを損なわないよう、一定のルールに基づいたデザインを維持することができます。

ロゴ選択イメージ

3. ワークフローの自動化でスピードアップと属人化防止

名刺発注システムのもう一つの利点は、業務フローの自動化です。従来は、社員が名刺を申請し、上司が承認し、デザイナーが作成し、印刷会社に発注するという流れを、すべて手動で行っていたケースが多く見られました。 しかし、名刺発注システムを導入すれば、これらのステップを自動化できます。例えば、申請→承認→デザイン生成→印刷→納品という一連の流れを、システム上で完結させることが可能です。これにより、社内のやり取りが減り、納期の短縮や業務の属人化防止にもつながります。 また、承認フローを設定することで、誤った情報が名刺に印刷されるリスクも軽減されます。上司や管理者が内容を確認してから印刷に進むため、品質管理の面でも安心です。

組み合わせ自由な承認フロー

NAMEROOMはダイレクト発注、1段階承認、2段階承認の3つの承認フローを選択していただくことができます。 管理者、1次承認者、2次承認者、代理発注者、一般社員の5つの権限設定との組み合わせを行っていただくことにより、複雑な承認フローにも対応可能です。

4. デザイナーの役割を「監修」へとシフト

名刺発注システムを導入することで、デザイナーの役割も変化します。従来は、すべての名刺を個別にデザインしていたため、時間と労力がかかっていました。しかし、テンプレートや自動生成機能を活用すれば、デザイナーは「監修」や「最終調整」に集中できるようになります。 これにより、クリエイティブな業務により多くの時間を割くことができ、全体のクオリティも向上します。特に、企業ブランディングや新しいデザインの提案など、より高度な業務に注力できる環境が整います。

5. 導入のハードルは意外と低い

「システム導入はコストも手間もかかる」と思われがちですが、最近ではクラウド型の名刺発注サービスが多く登場しており、初期費用を抑えてすぐに運用を始められるものもあります。UIも直感的で使いやすく、ITに詳しくない社員でも簡単に操作できる設計になっていることがほとんどです。 また、印刷会社と連携しているサービスも多く、発注から納品までをワンストップで行えるため、社内の業務負担を大幅に軽減できます。

組版イメージ

おわりに

名刺デザインの業務が増えたときこそ、仕組み化が求められます。名刺発注システムを活用することで、情報の整理、作業の効率化、品質の安定、そしてクリエイターの負担軽減が実現できます。 「人の手で丁寧に作る」ことと「システムで効率化する」ことは、決して相反するものではありません。両者をうまく組み合わせることができるクラウド名刺発注管理サービスNAMEROOM (ネイムルーム)で、より良い名刺制作の体制を築いていきましょう。

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この記事の作成者
クラウド名刺発注管理サービスNAMEROOM(ネイムルーム)
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