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2020/09/23

SDGsの社内教育、新規ビジネス開設に。ターゲットファインダーとは?



SDGsの社内研修・普及推進・新規事業開発として

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。


国内では、一般消費者向け(BtoC)商品を販売している企業がESG(環境・社会・企業統治)活動として展開し認知度が高くなっている一方、自社の取り扱い製品・サービスによっては具体的な取り組み方を模索している企業も多いのが現状です。


そこで「SDGsの社内理解をどう進めたらよいかかわからない」、「SDGsを活用した新規ビジネス開発を検討中」というシーンに役立つのが「SDGs ターゲット・ファインダー(日本語版)」です。


SDGs ターゲット・ファインダーとは?



ターゲット・ファインダーとは、SDGs(持続可能な開発目標)の17目標に紐づいた169個のターゲットを詳しく知ることができるツールのこと。
ターゲット毎のアイコンやスローガン・本文が掲載されていて、各項目の理解を深めることができます。

SDGsの本質的な取り組みを検討する際に便利なクイックガイドになります。
表面には、ターゲットのアイコン、スローガン、本文が掲載されており、裏面には、マニフェスト、関連データ、著名人のことばなどが紹介されています。



【利用シーン】社内教育ワーク実践例

世界で起きている問題は目標アイコン毎に切り離せるものではなく、複雑に絡み合っています。
気候問題と思われていた側面には、実はソーシャルな課題が蔓延しているという現状があることも。
「SDGsターゲット・ファインダー」では、ある問題に対し、他にどんな問題や解決が絡むかを多角的に可視化できます。
廃棄物の削減を切り口にターゲット・ファインダーを使用した例をみていきましょう。



(1)まず、ターゲット12.5「廃棄物発生の大幅な削減」について取り組もうとします。
(2)廃棄物を減らすには、資源として循環するマテリアルの理解等が必要となります。
(3)すると、関連する13.3「気候変動に対処できる知識や能力を付ける」の課題も解決できます。
(4)行動すれば、結果的に14.1「海洋汚染を減らす」事にも繋がります。

社会的な面でいえば、【差別】とは若干意味合いが異なりますが循環するマテリアルを家庭内で仕分けする作業は「妻・女性」だけでなく、「夫・男性」も理解と行動をしなければなりません。 結果的に作業・行動の分担が確立され、5.1「女性に対する(社会的地位)」を底上げができる可能性もあることが見えてきました。



まとめ


ネット上の文字の羅列ではなかなかアイコン毎の結び付き・絡み合いが見出せませんが、ターゲット・ファインダーはあらゆる気づきを与えてくれるツールです。
社内教育・新規ビジネス開設の手助けとなるヒントが見い出せるかもしれません。
SDGsに取り組む企業担当者の方は、お手に取ってみてはいかがでしょうか?
詳しくは山櫻オンラインショップ SOREALをご覧ください。